英語が未来時制を助動詞 will で表すのとは異なり、スペイン語では動詞そのものの語形変化に未来未来形がある。その変化規則は至って簡単で、主語に合わせて動詞の不定形に -é, -ás, -á, -emos, -éis, -án を付け加えればよい。 

 ただし、動詞の未来形で未来時制を表すのは形式張った表現に多く、口語体では現在形や <ir + a + 不定形>の形で未来時制を表すことが多い。

    例えば Va a llover. (It will rain.)

 このほか、この未来時制の語形変化は推測の意味を表す機能があり、こちらは口語体でもよく使われる。例えばドアをノックする音を聞いて「誰だろう?」と思った時は、¿Quién será? 、ドアの向こうの人に「誰ですか?」と確かめるには、普通に現在形で ¿Quién es? となる。
未来時制の動詞の変化
conjugación de verbos en el tiempo futuro

「〜するであろう」

「話すであろう」

「生きるであろう」

「食べるであろう」
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